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切符収集記&登山行記

切符収集記&登山行記

九州 今年3回目です

九州 今年3回目です

旅行期間:平成23年(2011)10月7日(金)~10月10日(月)
訪問標的:日豊線の古い駅、油須原駅、田川市石炭・歴史博物館

【プロローグ】

 3月、8月と九州を訪れたものの、討ち漏らした東中津駅、油須原駅が気になってしかたありません。子が船旅に興味を持ったのをよいことに、再度九州行を企てるのでした。

【1日目】大阪南港~(船中泊)~新門司港

 8月に続き船中泊からスタートですが、今回は子が下校するのを待ってからなので、遅い便での出港になります。ただその分、新門司港着が朝8時過ぎとなり、肉体的に非常にらくになります。といいつつ、翌日の電車内ではよく寝てたのですが。

【2日目】新門司港~小倉駅~東別府駅~高崎山~西大分駅~中津

 前述のように出港が遅い分、今回の便では朝食のサービスがあります。バイキングだったのですが、品数も豊富で温かいコーヒーもありなかなかよろしいです。
 新門司港から小倉駅までは船会社運行の送迎バスに乗るのですが、今日は盛況です。3連休のためでしょうか。前回は1台だけだったバスが、今回は3台ほぼ満杯です。
 小倉駅からは特急ソニック号の指定を取ってあります。ほとんど寝てしまい、あわてて降りた別府で荷物をロッカーに預け、さあここから身軽に。まず1駅だけ普通電車に乗り、東別府にて下車。早速、古い駅探訪の第1弾です。逆光に苦しみながら駅舎の写真を撮り、駅前の太い道路へ。駅近くのバス停から今度はバスに乗り、高崎山を目指します。今回も子連れなので、観光要素が欠かせません。動物なら子も喜ぶでしょう。
 高崎山には正午前に着いたのですが、C群0匹の看板が入口に掲げられ、一抹の不安が胸をよぎります。人影もまばらです。非常に不安になり入場口近くの係員さんに「猿いないんですか」と聞くと何やらトランシーバーで連絡を取った結果、「いま下りてきているところです」とのこと。大丈夫かいなと思いながらも、せっかく来たのだからと入場券を購入し入山します。
 入口から少し行ったところに猿がいたので、まったくのゼロではないのでしょう。ただ、坂を登りきってエサ場のようなところへ着くと係員曰く、「朝来ていた群にエサをやったら、それで満足しちゃって山へ帰ってしまったんです。」とのこと。天気も良く、しかも3連休の初日ということで、係員の方が山へB群という別の群れを呼びにいったとのこと。私たちが着いたときには、ちらほらB群が下りてきかけたところでした。なんでも、この秋のシーズンは山に食べ物がいっぱいあるので、ワザワザエサ場へ下りてきてエサを求める必要が無いのだとか。冬は山に食べ物が無いとのことで、冬に来たほうがよかったのでしょうか。
 1時間ほど待たされましたが、午後1時からエサまき開始。ただ腹が満ちているのか、期待したエサの奪い合いは見れませんでした。残念。ただ、係員さんのお話が面白くて、1時間なんてあっという間でした。エサまきが見れただけよしとしましょう。あの様子では、あの群れもあの後満足して帰ってしまったのでは。
 山のふもとの太い道のバス停でバスを待っていると、鉄輪ゆきのバスが来ました。別府駅で降りてJRに乗り換えるつもりでしたが、予定変更。そのまま、鉄輪まで行き地獄めぐりをしました。べたな観光地であまり期待していなかったのですが、かまど地獄で飲用温泉を飲んだり、海地獄でプリンを食べたり、なかなか楽しかったです。
 別府駅に戻ると、もう午後4時。もう東中津駅は今日は無理です。西大分駅の駅舎に寄ってから、大分まで行き、大分から特急で宿泊地の中津まで行くことにしました。
 西大分の駅前は自転車がいっぱいとまっていて、なかなか撮影に苦労します。駅構内に留置されている様子のED76を見ながら待った後に来た列車で大分へ。約2ヶ月ぶりの大分駅で、前に泊まったホテルが見えたりしますが、今日は中津泊です。大分からのソニックは気の毒なくらいにガラガラで(C宮脇俊三さん)、これだったら大分まで戻らなくても、別府から楽勝で座れたななどと思いながら中津到着。この1列車で判断するのもどうかと思いますが、JR九州は車やバス相手に苦戦しているのでしょうか。今日は駅前のホテルで泊まります。

【3日目】中津~油須原~彦山~東中津~中津

 今日は子には悪いのですが、駅ばっかり巡ります。7時47分発の日豊線上り列車で出発です。最初のターゲットは油須原駅なのですが、この駅は朝の9時頃までなら列車が30分間隔で走ってくれるので、この時間に訪問するのです。行橋で平成筑豊鉄道に乗り換え。この路線はまったく初めて乗ります。途中何本か反対列車と行き違ったり、平野部から山間部へ移ったり車窓を楽しんでいるうちに油須原駅到着。前から来たくて来たくてだったのですが、ようやくかないました。子は、駅に住みついているらしき猫と遊んで喜んでいました。
 この後の行程は結構迷ったのですが、こんなときくらいしか来れないだろうということで、彦山駅を目指します。乗換の田川伊田駅前で売店を見つけられないままに、日田彦山線の列車に乗ります。食いぱっぐれかと心配しながら、彦山駅着。JRのウォーキング大会があるらしく、バスが駅前から出ていくのを待って撮影。こんなイベント日なので駅前は車両がいっぱいですが、天気が良いのでよしとしましょう。駅舎も古びていて素敵ですし。ここでは1時間ほど時間があり、ヒマになった子の機嫌が悪くなるのではと心配していたのですが、駅前に食堂がありました。私はちゃんぼんを、子はざるそばを食べ昼食とします。
 彦山駅折り返しの列車で田川伊田、行橋と往路を戻ります。この後は東中津駅へ行くのですが、行橋ではちょっと時間があります。子どものことを何もしないのも可哀想で、そろそろ給油が必要そうです。車窓に見えたyoumeタウンという大きなショッピングセンターでおもちゃを買ってあげることにしたのですが、これがちょっと遠かった・・・。予定していた普通列車に乗り遅れ、もったいないですが、後続の特急で中津へ。そこで、予定の普通列車に接続。東中津駅で下車します。この駅は前回日豊線を通った際に訪問がかなわず悔しい思いをしていたのですが、ようやくこの地に立ちました。そそくさと駅舎の撮影を済ませ、満足です。
 その後は、中津へ戻り、まったく観光しないのもなんだからと中津城へ行ったりした後、投宿しました。

【4日目】中津~油須原~彦山~東中津~中津

 九州の旅も今日が最終日です。小倉から新幹線で帰宅の途につくのですが、その前に田川市石炭・歴史博物館に寄ります。
 前日と同じルートを田川伊田までたどり、いざ入館。山本作兵衛氏の絵を目的に訪問したのですが、実際に炭鉱で働いていた方がガイドしてくださり、いろいろなお話を聞かせてくれました。いつも思うのですが、説明があるのとないのとで同じ展示物を見るのでも違ってくるなと。
 ラストランナーは日田彦山線と山陽新幹線です。途中、採銅所駅を通ると改修された様子が見てとれました。うーん、下車したかった。
 標題のとおり、今年は3回九州の地に足跡を印しました。北九州の駅は結構訪問したと思うので、残るは南九州です。いつの日か熊本、鹿児島あたりを訪れてみたいものです

           《おしまい》

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